2011年10月28日金曜日

ドイツ入国!!!


十月二十八日、今現在。

ドイツに来てかれこれ一ヶ月近くが経った。
今はベルリンの街の中心から自転車で30分くらい離れたノイコーン(Neucolln)という所のアパート、キッチンとトイレシャワーを共有でドイツ人二人、とイタリア人と四人で生活をしている。光熱費込み、インターネットも合わせて月185ユーロ、ベルリンにしては安い方らしい。
久々の自分の部屋。筆立てに戸棚、クローゼットに机、毛布を購入、部屋用のスリッパに歯ブラシ用のカップ。一年半の移動ばかりの生活から解放されバックパックから荷物を全て取り出し、部屋をつくる一般的な事が懐かしく楽しかった。
観光はまだしていないし、部屋から出る事もまだすくない。とりあえず何もしなくていいという安泰感を味わう事に専念し、一ヶ月近くも経ってしまった。
毎日ギターを弾いたり、絵を描いたり、アニメ見たり、ブログ書いたり、半年もほったらかしにしていた旅のビデオにも手を付け出したり、忙しくはあるが生活が一日中部屋の中で暇をも感じたりした。んま、こんな生活が必要だと感じてたから、自分整頓といったところだろうか。それに今はとにかく寒くなってきているし動きたくないのも事実だ。
ドイツ語はまだ全くといっていいほど話す事はできない。若いものはだいたい英語で通じるが、街から離れたり(俺が住んでる所も)、ドイツ人以外の人(トルコ人やアラブ系が多い)、それから三十代後半の人は英語が通じず会話には苦労する。
とりあえず仕事は二つ見つけた。ビザはまだワーホリには変えきれてない。住所登録待ちだ。ドイツ語勉強に手をつけようと、まだやる気が起こってるわけでもない。今までが今までで奇跡的で、中途半端な気持ちになって来ているのは確かだ。とにかくここに書く事で自分に言い聞かせる事ができるかもと、活を入れ直す気持ちだ。

んま何もしてないと言う訳じゃないが、、、

とりあえず、ベルリン到着から書くとします。



到着、家探し

10月3日月曜日、ベルリンのSchönefeld国際空港に朝八時に到着、事前にインドで会ったセブーに連絡していたので迎えに来てもらった。彼もベルリンに引っ越して来て一週間しかったっておらず偶然の再会に感動した。フェイスブックのおかげで連絡が取れたのだ。最近のインターネットはとても便利になったものだ。
とりあえず少しベルリンを回ってから朝食を共にし、そいつの家に泊めてもらう事になった。次の日から仕事が始まるらしく、忙しい中お世話になり感謝した。夜は一緒に飲みに行きアレーシアで旅を一ヶ月共にしたアンジーにも再会。後日、その子に今住んでいるアパートを紹介してもらうが、持つべきものは友達だと本当に感謝。二日間セブーの家で世話になり次は中国で会ったイスラエル人のバーの世話になることになった。セブーの家は街から遠かったし、仕事が忙しそうだったから早めに出ることにしたのだ。
バーの家は街の中心街にあり、いろいろと世話になり飲みに行ったりもした。親戚が来るというのでそこにも長居は出来ず三日後に、今度はマレーシアで会ったことのある友達バフ、の家(Neucolln) で世話になった。バフの家はかなり大きく、ガレージにワークショップがあり地下も広くあり楽しそうな家だった。芸術家の集まる家らしく、今後が楽しそうだ。そこにも三日間、それからアンジーから連絡があり、今の家が見つかった。かれこれ一週間、特に自分から何をするでもなく、いろんな人に世話になった。感謝感謝。



ベルリン

ベルリンはドイツの首都であり(着いて知りました)、北東に位置し、ポーランドやデンマークの国境に近い。冬は雪がかなりつもるらしく、地面も凍りつくらしい。第二次大戦でひどく被害をうけたらしく街は再興のおかげでかなり構成され、外見は単調で、個人的にはイギリスを見た後だったので少し面白みに欠けた。ベルリンの壁の崩壊後、首都になりここ十年で急成長したしたらしく本当に真新しい街だ。
とりあえずベルリンに住む気になったのはベルリンが芸術と音楽の街として知られ、学生の街と呼ばれ、楽しいと聞いたからだ。聞いた通り。カフェに入り人と話すと、画家だとか音楽家だとか、写真家、役者だとかデザイナーだとかばかりに出会い話が盛り上がる。歩く街のそこら中にストリートアートが描かれており影響させられる。
トルコ人が多く主にケバブを削っている。イタリア人にイスラエル人、多国籍なところだ。
比べると少なくはあるけど、意外にも日本人の人口もあり驚いた。
とりあえず一ヶ月経った今の感想だ。



ビザ、、、

本心はパリに行きたかったが、ドイツでしかワーホリは採れず苦しくもの選択と言えないこともないのは事実。ドイツでは観光で入ってからドイツ内でワーホリビザが採れる事になっている。(2011年11月現在)俺はまだ採れてはいない。
とにかく日本で取得できるなら日本国内で取得する事をここではお勧めする。
もしくはドイツ国外のドイツ大使館でが一番お勧め。
俺は先月までイギリスに四ヶ月、インドに三ヶ月いたので、ドイツ国内で申し込む事になった。イギリスでやっておけばよかったと後悔、、、

困難ではないと思うがとにかく面倒臭い、、、

まずは外人局に行かなければならないのだが、予約は不可能。
電話には絶対出る事はない、と思う。出てもドイツ語対応。

一度目の外人局訪問。
相手にされなかった。次の朝の六時に来いと説明も受けず門前払い。外人局なのに英語も全く通じる事はない。アメリカ人やオーストラリア人も同じような状況で待ち合い室で困惑していた。

日本大使館に行って説明してもらうと、ドイツの外人局はそんなもんだよと、先が思いやられた。

二度目の外人局訪問。
電車で乗り換え三つ、一時間かかる。朝四時半起きで向かった外人局には、なるほどもう列が出来ていた。整理券を取る事ができ、待合室に座った。誰も何が起こっているのか説明できるものはいなかった。それでも五時間後、自分の番号が呼ばれ対応される事に。限られた英語の中で必要事項を言い渡され、もう一度来なさいと言われた。



取得に必要なものは、パスポート、申請書、現金30万円以上持っているという証明書、滞在期間中有効で、歯の治療にも対応した保険に入っている事の証明書、そして住所登録書。

申請書は日本のものは使えなかった。既に出国しているのでエラーになるんです。外人局のサイトでは全部ドイツ語なので探すのも困難。友達に頼んだがそれでも難しかった。結局外人局でもらいました。顔写真を自分で貼付けてください。自分で撮影でしたほうが遥かに安い。サイズに注意してデジカメでやってオケー。

現金所持証明書は、銀行の残金さえ書いてあるものならネットバンクの残高を印刷したものでオケー。

そして保険。日本の海外保険では高額なので、ドイツのものを取得したが、これにも時間がかかった。言葉が通じない事にこれほど苦労した事はない。それでも一年間分で550ユーロ。六万円近く、、、

そして今、待っているのが住所登録。
ドイツでは法律で自分の住所を登録しなければならない住民登録が義務づけられている。たぶん日本でも同じような事があるだろう。これが今までワーホリビザが採れていない理由だ。家の大家さんと住み込みの契約。家主から俺が住んでいる事の証明書。その二つを持って警察署に行き住民登録書を発行してもらうのだ。

それでワーホリビザが取れる。らしい、、、
それでも検査委員の個人的な判断に任されるらしく、いいかげんだ。

とこんな感じです。


とにかく今は暗くなってもしょうがないので前向きに一日を過ごしてます。

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