2011年11月15日火曜日

冬太り、、、


最近体重計にのって驚かされた。太ったなと思いきや70キロにまた返り咲いた。この一ヶ月で五キロ増えた事になる。食べ物に恵まれている訳ではないが食生活の乱れと、運動不足が重なったせいだろうか、腹がでて来た事に羞恥心を感じるこの頃である。
外の気温は今0度。全く持って外に出る気にはなれない。東南アジアからインド、そしてイギリスの夏をまたいでのベルリンの冬。まだまだ冬本番ではないのが肌に滲みる。とりあえずバイトには自転車でなるべく行くように試みているが、突抜ける風はガラスのように耳に鋭く刺さり、感覚の麻痺する肌は垂れる鼻水をも感じさせてくれない。寒さに弱い自分に笑いが出る。
ドイツではイモ、チーズ、ソーセージ、そしてビールが安い。とにかく安い。今日もイモを5キロ買い、約150円。チーズが1キロで400円、ビールが大ビンで一本なんと30円。冬という言い訳に暴飲暴食の週末がやってくる。寒さに耐えるために脂肪を増やすというより、寒いために動かず、脂肪が増えていく。それに寿司、どちらかというと米、も太る原因だ。寿司屋で働かしてもらってるので、米が多い。まかないも存分食べさしてもらっているのでこれからも太りそうだ。
クライミングをやっていたときが不思議なぐらい体が弱ているのに気づいたのは、本棚を持って階段を上った後、左肩の神経を痛めた事だ。まったく、、、だらしのない体になってしまった。
こんな風に旅をするつもりではなかったのだが、、、イタリアかスペインに行ってまた温かい気候を楽しむこともしたいが、そこにはワーホリビザはない。やっと落ち着いた生活を確保したのに動くのも難しい。冬とはまったく考えさせられるだけで行動が伴わない。腹と愚痴の出るこの頃のブログです。

2011年11月4日金曜日

ハンピが変わる、、、


アジア、もしくはインドを旅したものはその地を訪ねた人、少なくとも聞いた事はあるだろう。そのインドの汚い臭いの小さな地域に、500年以上も前に栄えたヒンズー教の滅びた都の跡地がある。広大な都は見渡す限り奇怪な丸い岩に囲まれていて、高台から見渡すその景色は超自然的で、そこが地球上である事を疑問に思えるほど幻想的である。川を渡ると青々と稲田が広がっており、自然の美しさを与えてくれた。
その地はまた一つの理由で旅人の間では知られている。ロッククライミングだ。千と広がる無数の岩山は、クライマーにとって無限の楽しみだ。そしてハンピ特有の未開発な雰囲気を味わいながら一日を過ごす、それがハンピだ。
俺が着いたのは、バンガローからバスで12時間、早朝五時。未だ開拓の的にはなっておらず、土ぼこりと、牛の糞まみれの旅路の中、雄大な朝日を与えてくれた。それはともかく、今年の7月30日ほどにハンピの街の完全一掃が行われたらしい。もちろん世界遺産は対象外だが、被害に会ったのはそこに住んでいる住民の人たち。
数時間の警告後、早朝五時、メインバザーの大通りに警官連れで開発者達が乗り出し、通りにある店や家を破壊したらしい。一度、ハンピが世界遺産に指定されてから、付加価値が上がり、開発に踏み切ったらしい。未だにそこに住んでいたものたち、働いていた人たちの手当がどうなったかは不確かだ。
それと、当時あったインドらしい雰囲気が変わってしまう事が心配だ。まだ一掃の対象外として扱われているらしいが、滞在したGoan Cornerがなくならない事を心から祈る。
小さな記事ですが参照(英語)
http://rockandice.com/news/1540-breaking-news-hampi-village-destroyed

2011年11月1日火曜日

ベルリン生活、始まった仕事


Sushi & Friend

仕事が始まった。とりあえず週に二日、月曜と水曜、昼から働かしてもらう事になったSushi & Friend、ん〜、もっと仕事をしないと念願のカメラが買えない。とりあえずそれだけで生活はぎりぎりやっていけるのだが稼ぎがほしい。んま、とりあえずゆっくり始める事に。
ベルリンの中心街から自転車で一時間ほど離れた住宅街、家からチャリで三十分、そこそこな距離で運動にもなりそうでこれからが楽しみだ。今、初日の仕事を終えたところだ。このレストランにはベトナム人に中国人、ドイツ人のウェイトレスにギニア人もいる。結構国際的。しかしながら共通語はドイツ語、会話には困った。寿司はドイツにしてはまずまず。まかないはおいしかった。
驚いた事にイカがある。タコも、甘エビも、鯖、ホタテにイクラ、ホッキ貝まであったので少し驚いた。巻き寿司をほぼ担当だが、ニギリも時々。少し大きめのシャリにネタをのっけるのだがドイツ人用と考えれば納得はいく。おっと、こんな悪口めいた事をこんなところに書いていいのだろうか、、、 んま、結構おいしいので見つけたら試しに食べに来てください。
もう一つ驚いた事は初日の月曜の食べ放題だ。確かに客は入っていた。忙しく寿司巻きをつくった。巻きにニギリ、春巻きなどもありメニューは納得のいく盛り合わせ。それで値段が一人14ユーロ。だいたい1500円くらいだ。安い!経営が成り立つのが不思議なくらいだった。
しかし給料は納得のいかない時給5ユーロ、、、 んま言葉も話せないんでは仕方がないのかもしれない。いつ辞めるかはわからないが、とりあえず始まった仕事には精を尽くしがんばるつもりだ。