2011年1月19日水曜日

フィリピン

ヤンシュオから約10時間だったろうか、香港国際空港に着く、はずだった、が、その日は中国の一年で一番長い連休の最終日。交通渋滞に巻き込まれ、六時間遅れで空港に着いた。ちょうど乗る予定だった飛行機が飛び立った後だった。空港内を走り回りどうにか六時間後の次の便でマニラに、もちろん乗り継ぎも逃しているので、マニラ空港で次の乗り継ぎを八時間待つ。空港の警備員達とギターを弾いて時間をつぶした。カリボに飛びボラケイに船で、ジーップニーに乗り街へ。行ったのはいいがここは観光者のパラダイス、真っ白なビーチに透き通る海。すぐそばには装飾の彩る豪華ホテル、完璧に訓練されたウェイターに、通りには余るほどに並べられた海鮮バフェ。ほとんどリゾート化されていてホテルは高い。ダイビングも、、、一泊し次の日出ることに。
ビーチ沿いの道を離れると貧しさが浮き彫りになるのが心に痛んだ。だが観光にくるならかなりいい所になりそうだ。

船で本島へ、バスで7時間イロイロへ、船で”二日間”クヨ島経由でプエルトプリンセッサに入る。ジーップニーに乗り約9時間、国立公園に立ち寄りアンダーグランドリヴァーを確認。ヒッチハイクを試みるが日が暮れバスでログザスへ六時間ほど、そこで一泊しさらにバスで六時間ほどエルニードに向かった。そこで泊まるつもりだったがタイで会った友達に会いコロンに一緒に向かうことに。八時間後船に乗り込み12時間の夜行船旅。結局8夜9日動き通した。旅というよりは取材に近い物を感じた一週間だったがいろんな経験ができて楽しかった。

船の中の様子。

途中で休んだクヨ島。穏やかで心地いい島だった。

クヨ島の駄菓子屋。パンとかで食いついで旅をした。

フェリピンの交通手段。ジープニーと呼ばれる。とにかく安いが行き場所を探すのには少し苦労した。

みんな優しく、道を教えてくれたり、会話をしながらの旅。

ジープニーはよく込む。年寄りに席を譲り屋根の上に乗って移動中。道の整理状況はあまりよくなくけっこう揺れる。

人力車。安くてけっこう約にたつ。

ヨットで旅をしているカップルにジープニーの上で出会った。そのヨット。

ヨットの上で昼食を共に。



コロンでダイビングを二回。日本の沈没貨物船などがたくさんありおもしろかった。山の上に温泉などもある町、雰囲気もよくここで初めて四日ほど休んだ。

そこからマニラに飛び、ナガという地方に飛んだ。その近くにクジラとシュノーケリングできる場所、ドンソールがあるのだが、この日から天気が崩れ雨の日が多くなって最後には台風まで来る始末。大雨と強風、屋根や壁が空に舞っていた。貧しい地方での災害対策の弱さを身にしみた。その週に台風の影響で30人ほど死者が出たほどだ。

ある晴れた日ビーチに向かった。

そこで会ったローカルの人たちに晩飯をごちそうしてもらった。

頼もしい兄弟。

ナガで毎日食べにいったストリートフードの店のおばちゃん

ナガの街並はスペインの影響もありおもしろい。

古い鉄道はただの通りに

屋台

鶏の頭でさえ食べる。なかなかだった

ナガでウェクボーディングをした。思ったより難しく、何回も水に打ち付けられた。

 フィリピンは悪天候に見舞われ、あまり楽しかったとは言いにくいが地元の人々はとっても優しく、異色の文化に触れられて興味深い旅となった。







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