2011年7月19日火曜日

イギリスに飛んでみた


ロンドン

6月9日、インドからオーストラリアで会ったジョンの招待によりイギリスに到着。イミグレでギターを見せ、音楽家だと問題なく六ヶ月のビザ獲得。空港にジョンに迎えに来てもらい、早速、ロンドンに向かった。気温はインドに比べ、サンダルにティーシャツの肌に白い吐息が寒さを訴える。走る車の窓を開け見渡すロンドンは夏だというのに、曇り空の薄暗い空気により英国の独特な雰囲気を漂わせていた。
ジョンの姉の家がノッティングヒルにあり泊めてもらうことに、ロンドンの高級住宅街に四日、身を寄せることになりその日は一段落した。

次の日突然の水の変化によりか腹の調子を壊すはめになった。街は雨、薄暗さにシトシトと音を立てる路上には人影も薄く、ロンドンの初日のイメージをイギリスの噂の形とピタリとはまるパズルのように連想させた。

日曜になると、突然の太陽。ノッティングヒルマーケットがちょうどあり、輝く街中に忽然と現れた群衆と露店により中心街は騒がしさに包まれ、活気のある路上に一変した。皆、笑顔に満ち、好奇心旺盛の顔ぶれで溢れ露店を回っている。多彩な音楽が四方から流れ、路上では数々の音楽家達がパフォーマンスを。見慣れたアジアの商品から、想像もつかない物体。路上を埋め尽くす数々の香りが俺の足を露店へと導く。おしゃれなカフェが立ち並び、たくさんの人がティーやビールを楽しんでいる。そこで気づいたのが多国籍文化、ロンドンにはたくさんの人種がいる。これほど数多くの人種を同じ通りで見ることが他にあるだろうか。聞こえてくる言葉に耳を傾けると誰しもが外国語を。肌の色から服装まで様々だ。グラスティングバリーに向け買い物に、寝袋、シューズ、靴下など必需品を購入。イギリスの物価は高い。イギリスの貨幣、パウンドをインドのルピーに換算し毎回驚く。ロンドンでは天気がいいとイギリスにいる住民は活動的になり、これほど印象が変わってくるらしい。夜九時半、驚くことにまだ夕日により街中が明るい、時差ボケというより昼ボケだ。イギリスが思ったより北にあることを目で感じた晴天の一日だった。

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